葡萄の健康成分

葡萄は栄養豊富なところから「畑のミルク」と呼ばれ、洋の東西を問わず栽培がされ、医療にも使われてきた植物です。
主な成分には、その名の通りのブドウ糖を始め、アントシアニン・カテキン・タンニン・レスベラトロール等豊富なポリフェノール、カリウム・マグネシウム・鉄分・亜鉛等のミネラル、酒石酸・リンゴ酸・クエン酸などが含まれています。
ここでは、期待できる効果別にどのような成分が含まれているのかを見ていきましょう。

疲労回復
ブドウ糖は体内に入ってすぐエネルギー源となる特性を持っています。また一緒にクエン酸やビタミンB群をとることのできることからも疲労回復の効果が期待できます。リンゴ酸は疲労の原因物質とされる、乳酸を減らす作用があります。病中病後の疲労回復や夏バテ対策、妊娠中の方にもオススメです。

脳の栄養・心の栄養に
人体の2%程の重量しかない脳は全体の20%のエネルギーを消費しますが、通常、このエネルギー源はブドウ糖に限られています。集中力を高めたいときにブドウ糖を書くことは出来ません。また、心の安定に関係があるとされるセロトニンという脳内物質の生成過程でもブドウ糖が必要とされます。精神的安定を保つためにもブドウ糖は必要なのです。

活性酸素の除去
カラダのサビと表現される活性酸素は、癌・心臓病・循環器系などの生活習慣病・動脈硬化・さまざまな老化現象を引き起こします。ぶどうに豊富に含まれるポリフェノールは活性酸素の除去の効果を持っています。他の食品に含まれる抗酸化物質よりも葡萄の持つ抗酸化力は高いとの指摘もありますが、まだ、そのメカニズムは明らかになってはいないようです。

抗菌・抗アレルギー
カテキンには抗菌作用、レスベラトロールには食物アレルギーの発症を抑える効果、タンニンにはアトピーや花粉症の緩和の効果が指摘されています。

お腹の調子を整える
カテキン・タンニンは腸内の悪玉菌を減らし、酒石酸は悪玉菌の増殖を抑制するとともに、ビフィズス菌などの善玉菌を増やすと言われています。お腹の調子をととのえることは、大腸ガンの予防にもつながります。クエン酸・リンゴ酸は炎症を沈めるので、胃腸のあれにも効果があります。

ダイエット・美容
タンニンは、運動前に飲むと、脂肪が燃えやすくなるとされています。カリウムは尿の排泄を促し、腎臓や肝臓を助け、むくみの改善や血圧降下作用があります。アントシアニンにも内臓脂肪の蓄積を抑える効果があるとされています。
活性酸素の除去やお腹の調子をととのえることから、美肌効果も期待できます。

目の調子を整える
アントシアニンは目の毛細血管を強化し、眼精疲労の回復や眼疾患の予防に役立つとともに、網膜上の色素の再合成を助けることで、かすみ目・ピント調節機能も改善するそうです。

老化防止
フランス人が高脂肪・高カロリーの食事をとる割に心臓疾患が少ないという「フレンチパラドックス」の謎は解明されきっているわけではありませんが、ポリフェノールに動脈硬化予防効果、認知症の発生率を低くする働きがあると考えられています。
レスベラトロールには、長寿遺伝子と言われるサーチュイン遺伝子を活性化する働きがあることがわかり、大きな注目が集まっています。
その他、葡萄には、果糖、ビタミンA、ビタミンB1/B2、ビタミンCなどの栄養成分がたっぷり含まれています。

北杜の雫の特筆すべき成分量

北杜の雫はポリフェノールが桁違いに豊富です。100g中に含まれるポリフェノール量は490mgとブルーベリーを上回ります。下のグラフで、他のぶどうと比べて見てください。

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参考文献:
益岡典芳・黒田耕平・岡田武彦・橋本麻希・石原浩二 2010 ”岡山産ぶどうに含まれるポリフェノールの分析” 岡山理科大学紀要第46号Appl-7(2010)
日本食品分析センター(2016)